最初は、良い子かと思ってた。
だけど・・・・・。
想像以上に、怖かった。
世界で、君が一番恐ろしい。
なんて言うんだろう。
そう、普通に話していれば、良い子。
だけど、私にとっては、いつ恐怖に襲われるか分かったモンじゃない。
「先輩〜☆」
来た。来てしまった。
悪魔。あれは、悪魔だ!!!
いや、悪魔なんて、まだ可愛いモノじゃないのか?
「アハハ。悪魔って誰ですか?」
「アンタ、エスパーか!?」
恐ろしい・・・・奴は、人の思考を読み取るのか。
「そうそう、話は変わりますけど。宍戸さんと何話していたんです?」
「カンケイナイジャアリマセンカ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宍戸さん、ご臨終になりますよ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
こわっ!!!!
宍戸〜!!!!逃げて!!!!逃〜げ〜て〜!!!!!!
長太郎の、目が怖い。
獲物を狙う、獣の目になっている。
お前は、尊敬する先輩まで呪うのか!?
しかも、スカッドサーブの特訓まで付き合ってくれた人を!!!!
「嫌だなぁ。冗談ですよ。まぁ、先輩の答え方によってですけどね。フフッ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冗談じゃないじゃん!!!!
この子、本当に長太郎?
本当に、私の彼氏!?
可愛かった頃の貴方は何処に行ったの?
神様・・・・可愛い長太郎を返して下さい!!!!
私に、安心できる生活を下さい!!!
”それは、無理じゃのぅ
。”←(神の声)
「先輩・・・・。もしかして、宍戸さんが好きなんじゃぁ・・・・・・・・。」
私が、神様と話している背後から、魔王の声が聞こえた。
「・・・・・・・・・・お仕置き・・・ですね。」
あぁ、私は、明日の日の出を見る事が出来ないかもしれません。
お父さん、お母さん・・・・許して下さい。
私の、彼氏は世界一怖いです。怖いんです。怖すぎです!!!!!!
次の日、私は学校に行けませんでした。
なんたって、動けないんだから。仕方がない・・・・。
隣には、魔王が居るけど・・・・・。