最近思う。
は可愛いんとちゃうか?
君の、隣
に。
クラスメイトの、。
俺は、最近、彼女が気になって仕方がない。
何でなんやろ・・・・・。
今までは、只のクラスメイト。
それ以上も、それ以下でもなかった。
それが今や、気になる女に昇進しとるんや。
何をしても、を見つめてしまう。
彼女の席は、俺の斜め前。
黒板を見る時には、視界に入る。
入る度に、ドキッとする。
あの、瞳。俺を映しては、くれないやろうか。
俺の、名前を、あの唇から発してくれないやろうか。
そんな事を思う、今日この頃。
俺は、頭が可笑しくなったんか?
自分でも、分からない。
どうして、こんな風に感じたのかは。
聞けば、は、恋人はおらんという事や。
恋人は、募集中。
それを聞いた俺は、凄く嬉しかった。
胸が、ドキドキしてきた。
これは、もう・・・・・“恋”と呼ぶしかないやろ?
誰だって、そう思う筈や。
決めた。
俺は、を恋人にする。
彼氏が、おらんだけで、他に好きな奴がおっても、俺に振り向かせてみせる。
彼女が好きや。
が、好き。
が、大好きや。
答えは、わかっとった。
きっと。
それを、気付かずにいようとしたんやろうな。
さぁ、行動にうつらなあかん。
こんな事、しとったら、を誰かに、奪われてしまうやん。
思い立ったが、吉日。
善は急げや。
ただ、怖い。
は、受け入れてくれるか。
俺を、どんな風に思っておるのか。
それを、告白すれば、嫌が応にも聞かなければならんのやろ?
「あかん。弱気になってきたわ。しっかりするんや。俺。」
俺は、意を決して彼女を呼んだ。屋上に。
直接は、キツイものがあったから、手がみやったけど。
俺にしてみれば、頑張った方や。
(どうか、上手くいきます様に・・・頼むわ!!恋愛の神様!!!)
俺が、そんな風に願っていたその時だった。
「忍足君。話って・・・・・・何?」
俺の、好きな相手。が、屋上にやってきたんや。