俺は、お前みたいな女を捜していたのかも知れない。
そんな気がしてならない。どうしてなんだ・・・?
真実
に会いたい。
毎日、そればかり考えている。
どうしてなんだ?
そんなに話しもしない。
俺は、他の女と遊んでいるから、会いもしない。
なら、どうしてこんな感情になる?
可笑しいじゃないか。そうだろ?
今日も、俺は、女と遊んでいる。
この間とは、違う女。
あの女は、タイミングが悪い。
今の女も、そんなに変わってはいないが。
俺は、こんな所で、何をしているんだ。
最近、そう考える。
どうして、こんな事をやっている?
こんな事をやって、何になる。
やっていても、虚しいだけじゃないか。
虚しい。
そうだ。虚しいんだ。
俺は、一人になると、虚しさが込み上げてくる。
あぁ、俺は、一人。
誰も、俺の寂しさに気付いてくれない。
なぁ、・・・・頼む。
こんな、俺を・・・癒してくれないか。
こんな事を、言うのは厚かましいだろうか?
お前は、俺を避ける?どうなんだ?
「・・・・・・・・・畜生。」
気付きたくなかった、この感情。
気付こうとしなかった、この想い。
あぁ、どうしてこうなったんだ?
何が、原因だ。
、お前に出会ったからか。
俺は、こんな想いに気付きたくなかった。
気付かなくても良かった。
どうする。
俺は、どうしたらいい?
彼奴を、側に置いておくか・・・・。
いや、そんな事をして、離れられたら俺は・・・・・・・。
忍足の奴・・・・。
もしかして、これが狙いだったのか。
俺を見て、楽しんでいやがるか。
フン・・・・・・忍足らしいな。
明日は、に会おう。
会って・・・・どうするかは、分からない。
俺は、どうなってしまうだろうか。
。
お前は、どんな反応をする?
俺は、お前の反応が怖い。
恐怖だ・・・・・・。
「今日は、眠れそうにないな・・・・。」
そう自嘲しながら、俺は天井を見上げる。
少なからず、忍足には、感謝してやる。
に、会わせてくれたんだからな。
だが、そう思うと同時に、良い気分じゃない。
俺で、遊んでいやがったんだからな。
明日は、どう話を切り出そうか。
俺は、そんな事ばかりを考えていた。