今日こそ、聞き出してやる。
お前がどう思っているのか。
永遠に______。
「迎えに来た。」
「どうも。相変わらず、遅いんですね。」
は、嫌味を言いながらも、いつも待っていてくれている。
それが、俺にとっては嬉しい事。
何となく、幸せに感じる。
だが、今は幸せを感じている場合じゃない。
「・・・・・・・・・・?帰らないんですか?」
立ち止まったままの、俺を不審気には見つめる。
「・・・・・・・なぁ、俺の事どう思ってんだよ。」
俺が、そう言った瞬間、の表情が一変し、嫌悪感のこもった表情になった。
”またか”
は、そう思った事だろう。
だが、俺も聞くまでは、引き下がるつもりはない。
「そんなの、言わなくても分かるでしょう?」
「わかんねぇよ。言え。」
毎度毎度・・・・同じ答えで満足できるか。
いや、”愛してる”ならば、満足は出来るだろう。
「拒否します。」
正直、腹が立った。
何で、言ってくれない。
どうして、俺の側に居るんだよ。
どうして、こうやって待ってくれるんだよ。
どうして、キスを拒まない。
どうして、俺に抱かれてる?
「お前・・・・俺の・・・・・・・何?」
何言ってんだ・・・・俺は。
「俺が、無理矢理恋人にしたから、仕方なくいるのか?」
違う、こんな事を言いたいんじゃない。
「そんなの、嬉しくねぇよ・・・・。」
嬉しくない・・・・嬉しくないが・・・・・・。
「お前なんか、もういらねぇ。何処かに消えろ。」
あぁ・・・・もう、取り返しが付かない。
完璧に、終わった。
こんな筈じゃなかったのに。
こんな・・・・・・・・・・・・・・。
だが、時間は元には戻せない。
そして・・・・・・・・・・・・・・。
気付けば俺は、その場から去っていた。